秘密分散ライブラリ及びその応用システム

技術・ソフト関連製品紹介

 秘密分散技術は、情報の秘匿技術の一種です。暗号技術とは異なる特徴を有し、これまでの暗号技術応用システムとは一味違う情報秘匿システムの構築が可能です。
 秘密分散技術は、情報を分割し分散保存することを前提とした秘匿技術であり、個人情報や機密情報のクラウドストレージサービスを利用した安全な保管への応用など これからのクラウド時代に活用が期待される秘匿技術とも言えます。
 リアルシス(株)の秘密分散技術は、RSA暗号の生みの親の一人であるリベスト博士(Dr. Rivest)が概念を考案したAONTと呼ばれるデータ変換方式を、利用したも のです。リアルシス(株)では、そのAONTを、セキュリティレベルを落とすことなく実装しています。
 リアルシス(株)の秘密分散技術はライブラリとして提供されますので、自社システムへ組み込み、クラウドサービスの安全な利用や、製品・サービスへ組み込み、新機能提供、他社差別化、などを実現できます。また、秘密分散ライブラリを応用し開発した次のサービスも展開しています。

  • TRUSTAS (秘密分散技術を利用した安全な分散バックアップサービス)
  • TRUSTASフレーム (秘密分散技術を利用した安全な文書保管・閲覧サービス)

 更に、以上のサービスを構成するソフトウェアそのものの提供も可能で、 一部のカスタマイズにより、自社システムへの組込みや 製品・サービスへの組込みも、容易に可能です。

関連資料:リアルシス(株)の秘密分散法関連の製品・サービスのご紹介