慶応大学にて「バイオメトリクス認証」の講義実施

2019年12月20日 / お知らせ


講義の内容は以下の通りです。

(1)バイオメトリクス認証とは
    端的に言えば、人が知人を認証する仕組みと同等の仕組みをコンピュータシステムで実現したもの

(2)本人確認方法におけるバイオメトリクス認証の位置づけ・特徴
    記憶による本人確認、持ち物による本人確認の特徴と比較し、
    生体特徴による本人確認(バイオメトリクス認証)の特徴を説明

(3)主要なバイオメトリクス認証方式概要
    指紋認証、顔認証、虹彩認証、静脈認証の、認証のメカニズム概要及び特徴を説明、応用場面例を紹介

(4)バイオメトリクス認証のプロセス
    各種バイオメトリクス認証に共通の、生体特徴の登録から認証の各プロセスを紹介

(5)バイオメトリクス認証応用の現状・動向
    5.1 ナショナルセキュリティ
        アメリカ、イギリス、アラブ首長国連邦、日本の、
        入出国時のパスポートチェック(本人確認等)におけるバイオメトリクス認証の活用状況・事例を紹介
    5.2 ネット経由の本人確認
        ネット経由のサービスの本人確認におけるバイオメトリクス認証の二つの活用方式ACBIOおよびFIDOを紹介
    5.3 店頭での支払い
        店頭での決済時に必要となる本人確認におけるバイオメトリクス認証の二つの活用方式、
        認証サーバ連携決済方式およびオンカード認証決済方式のそれぞれの実用化・実証実験状況を紹介

講義資料:「バイオメトリクス認証」