電子情報通信学会・暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS2022)にて、「分散型ID(DID)/検証可能属性証明(VC)技術を利用した自己主権型アイデンティティ情報利活用基盤(SSIUF)に関する考察」の発表を実施

2022年1月19日 / お知らせ


本発表の内容は以下の通りです。
(1)自己主権型アイデンティティ情報利活用基盤(SSIUF)
   個人の活動のDX(デジタルトランスフォーメーション)が今後の課題
   個人の活動のDXにはアイデンティ情報の安心・安全な利活用基盤が必要
(2)SSIUFとDID/VC技術
   W3Cで標準化が議論されているDID/VC技術概要
   DID/VC技術のSSIUFへの適用構想
(3)DID/VC技術によるSSIUF構成
   匿名性のみを確保可能なSSIUF構成
   匿名性と特定・追跡性を両立可能なSSIUF
     DID発行組織にて身元確認を実施するSSIUF構成
     身元確認を省略するDID発行組織も可能なSSIUF構成
(4)SSIUFに関する考察
   SSIUFの構成方式に関する考察
   利用者の確実な匿名性確保の観点からの考察
   利用者の確実な特定・追跡性確保の観点からの考察

関連資料:発表論文プレゼン資料発表録画