10月27日、コンピュータセキュリティシンポジウム2022(CSS2022)にて、「安心・安全な暗号資産取引基盤の提案ーSSVATF:Secure and Safe Virtual Asset Transfer Frameworkー」の発表を実施
2022年10月30日
本発表の内容は以下の通りです。
1. 暗号資産の悪用の現状
2. 暗号資産の移転に対する規制強化の動き
3. 暗号資産業界の対応
4. 暗号資産に対する現状の規制の課題
トラベルルールでは個人間の直接取引の管理・監視不可
VASP(暗号資産関連事業者)間での個人情報共有の問題
5. 安心・安全で公正・公平な暗号資産移転を可能とする
暗号資産移転基盤SSVATF構想の紹介
SSVATF構想策定基本方針
(1)VASPによる利用者の確実な本人確認
(2)資産移転における利用者の確実な匿名性の確保
(3)不正・不法な利用者の確実な特定・追跡性の確保
(4)個人情報・プライバシー情報の開示先・範囲の最少化
(5)暗号資産システム側の対応の最小化
6. SSVATF考察
7. 今後の検討課題